低体温の原因と改善方法!体温を上げるストレッチをご紹介
最近風邪を引きやすい。疲れやすくなった。前よりも痩せにくくなった。。。 こういった症状はありませんか? もしかしたらそれ、低体温が原因かもしれません。
今日は現代人に多い深刻な悩み、低体温についてまとめてみました。 低体温の原因と改善方法をチェックしてみましょう。
低体温とは?
低体温とは、普段の体温が通常よりも低いことです。 でも具体的にどれくらいだと低体温と呼ぶのでしょうか? それには明確な基準があるわけではありませんが、一般的に36度未満の場合のことをいうようです。
人間の身体は元々、36度~37度を平熱として保っています。 風邪を引いたりして熱があるという基準は皆さん大体37度以上ではないでしょうか。
体温は高すぎても良くないですが、低すぎても問題があります。
低体温になると、免疫力が下がり病気の原因にもなりますので、自分の平熱を普段から知っておくことはとても大切になってきます。
低体温の原因
自律神経の乱れ
自律神経が乱れると、自律神経の大切な仕事である体温調節が上手くいかなくなり、低体温の原因になります。 自律神経が乱れる原因には、エアコンの使いすぎ、ストレス、寝不足や生活リズムの乱れなどが考えられます。
ストレス
自律神経の乱れの原因にもなるストレス。ストレスは低体温の大敵です。悩みや不安による精神的ストレスや、エアコンの当たりすぎ、騒音や不快なたばこの臭いなどによる身体的ストレスが積もることで、身体の筋肉がこわばり、血の流れが悪くなって体温が上がりにくくなってしまうのです。
運動不足
運動不足によって筋肉量が少なくなると、体内で作られる熱が少なくなり低体温になってしまいます。 現代人は特に、昔の人と比べて身体を動かす機会が圧倒的に減りました。こうしたことから、現代は低体温に悩む人が増えたんですね。
低体温の改善方法
生活習慣の見直し
低体温の原因にあげられる、寝不足やストレス、冷たいものの飲みすぎ食べ過ぎ、夜更かしや朝寝坊などをまずは見直すことが大切になってきます。まずはウォーキングなどの運動を心がけ、規則正しく生活することを目指しましょう。
ストレスを減らす
ストレスを受けないということは中々難しいものではありますが、出来る範囲でストレスを取り除くよう心がけてみて下さい。 カラオケやスポーツ、自分の好きなことをやってストレスを発散する機会を強制的に作ってしまいましょう。
体温を上げるストレッチ
体温を上げるにはストレッチも有効です。
【やり方】
- 両足を伸ばして床に座ります。お尻の下から背筋をまっすぐ伸ばしましょう。 お腹に力を入れるよう意識します。
- 両腕は身体の横に置き、足首を90度に曲げます。
- 鼻から息を吸って胸に空気を入れます。
- 鼻から息を吐きながら、あばら骨を中に入れ込むようなイメージで動かします。
- 次に両足首を伸ばして指先を倒します。
- 両手の平を後ろに回して背中で手を合わせます。無理のない範囲で行って下さい。
- その状態で先ほどの呼吸を行います。
- 両手足の力を抜いてブラブラと揺らしてほぐします。
- 次に両足の指を動かします。まず指先に力を入れてぐーっと折り曲げます。
- 指を開いてパーの状態にします。
- 今度はお尻を少し下げて背骨を伸ばします。
- 両足を閉じて浮かします。
- 膝を90度に曲げます。そのまま両手は膝の横へ。
- しっかり息を吸ってお腹に力を入れ、鼻から息を吐きます。余裕があれば膝を伸ばして行いましょう。3呼吸行います。
- 終わったら全身の力を抜きます。
これを3セット行うようにしましょう。 1セットで4通りのストレッチができます。
これを繰り返し行うことで全身の血の巡りが良くなり、身体が芯からポカポカしてくるようになります。
詳しいやり方は以下の動画を参考にしてみて下さい。
最後に
低体温について詳しく見ていきました。
低体温になると、免疫力が下がり病気になりやすいだけでなく、冷え性にもつながりますし、痩せにくくなってダイエットの大敵です。
逆に低体温を改善すると、元気になりダイエットにもなりますので、平熱が36度ないという方は今日ご紹介したやり方をぜひ試してみて下さい。