反り腰の治し方をご紹介!正しい寝方や原因は何?
現代の女性に特に多いと言われている「反り腰」。 ハイヒールを履いている女性はよく見かけますが、そういう方は一見姿勢が良いように見えても、腰を見るとすごく反っていることがあります。 見るからに腰に負担がかかってそうですよね。痛そう・・・。
今日はそんな反り腰の治し方をご紹介します。正しい寝方、原因等詳しく見ていきましょう。
反り腰とは?
反り腰とは、上の図のように腰が通常よりも前側に反ってしまっている状態のこと。
反り腰は一見姿勢が良さそうに見えるのですが、実は腰に負担がかかりすぎているため、腰痛の原因になってしまいます。
背中を壁に付けて立ってみて下さい。このとき、かかと、頭、肩も全て壁につけるようにします。
この状態で腰へ手を回し、スペースがどのくらい空いているか確認してみましょう。もしグーにした状態でもすんなりと手が入るようでしたら、腰が前へ出過ぎて反り腰になっています。
反り腰の治し方!正しい寝方で痛みから解放されよう
それでは反り腰の治し方を見ていきます。
反り腰解消ストレッチ
反り腰にはストレッチが有効です。簡単にできるストレッチをご紹介します。以下の動画をご覧ください。
- 仰向けになり、両膝を立てます。
- 両膝を胸の方に寄せて、両手で膝を抱えます。
- このままの状態で1分間静止します。
- 次にゆりかごのようなイメージで、肩から腰にかけて前後にゆらします。腹筋に力をいれながら行いましょう。
- 気持ちの良い範囲で何回か行って下さい。
以上です。とっても簡単にできるので、お風呂上がりや寝る前に行って腰の反りを取っていきましょう。
丹田に力を入れる
普段の生活で、反り腰になっていることに気がついたら、丹田に力を入れるよう意識してみましょう。丹田は、おへその指4本分ほど下に位置しています。下腹部に力をぐっと入れることで、反っていた腰がまっすぐになり正しい位置に戻ります。
このことを頭に入れて習慣化させておくことで、徐々に反り腰は改善してくるはずです。
正しい寝方をしましょう
反り腰で腰が痛い時、間違った寝方をすると余計に痛くなったり、朝起きた時に腰が痛いということが起こります。間違った寝方とは、仰向けやうつ伏せ。このどちらかで寝るという人は多いと思いますが、反り腰にはよくありません。
仰向けで寝る場合には、両膝を立てると反りが少なくなり腰が楽になるはず。また、クッションを膝の下に置くという手もあります。仰向けで寝る場合はこのように工夫してみて下さい。
反り腰の場合は横向きで寝るのがベストです。腰の部分を丸めて寝るように意識してみて下さい。
反り腰の原因
反り腰の原因は、
- 筋力不足
- ハイヒール
- 長時間のデスクワークや立ち仕事
が挙げられます。お腹や腰周りの筋肉がないと、骨盤の傾きが起こりやすく、お腹が前に出やすくなります。そうすると今度は上半身が大きく前へ出てしまうので、胸を反らせることで、腰部分に大きなカーブが出来てしまうのです。
ハイヒールを履くことでも同じようなことが起こりやすく、また、デスクワークや立ち仕事が続くことで腰の筋力が弱まり反り腰の原因になってしまいます。
このようなことから、多くの女性に反り腰が多く、反り腰によって腰痛の他、子宮や腸、膀胱などの臓器に影響が起き様々な不調につながってしまうのです。
最後に
反り腰について詳しくご紹介しました。
特に女性に起こりやすい反り腰。反り腰は日々の生活習慣やクセが原因になっていますから、治すことを意識して腰に負担をかけないように工夫をすることが大切です。