二度寝は本当によくないのか?二度寝の意外な効果とは
二度寝って気持ちいいですよね~。 時計を見て「あと少し寝れる!」と思うと、ついつい誘惑に負けて眠りについてしまいます。 しかし二度寝はよくないと言われているので、ちょっと罪悪感。
でも実際、二度寝は何がいけないんでしょうか?
そこで今回は、二度寝は本当によくないのか、二度寝のメリット、デメリットをご紹介したいと思います。 二度寝の意外な効果について詳しく見ていきましょう。
二度寝がよくないと言われている理由
二度寝がよくないと言われている理由はいくつかあります。
体内リズムが崩れる
夜になると自然に眠くなり、朝明るくなると自然と目が覚める。そんな生活のリズムが人間の体内にはあります。しかし、このリズムはちょっとしたことで崩れやすいもの。睡眠不足や夜更かしなどによって乱れやすくなります。二度寝も同様に、この体内時計が狂う原因になってしまいます。
体内時計が狂うと、疲れやすくなったり不眠を招いたり、様々な不調につながってしまいます。
遅刻や急な予定変更などにつながる
二度寝をすると、ついつい寝すぎてしまって寝坊してしまい、遅刻してしまう危険性があります。また、予定していた作業や仕事が、二度寝によってできなくなる可能性も。時間にゆとりがなくなって一日中イライラしてしまう原因にもなり、心に余裕がなくなって、事故や人間関係のトラブルにもつながる可能性があります。
二度寝の意外な効果とは?
上記のように、二度寝は一般的によくないものという印象があります。しかし、上手く二度寝をすれば、逆に良い効果も期待できるとか。
上手な二度寝とは、10分程度の短い二度寝時間にすること。 これなら二度寝から冷めた時に、より頭がスッキリして目覚めが良くなると言われています。
私たちが朝、最初に目覚めるとき、ストレスを感じやすくなる「コルチゾール」というホルモンが分泌されます。 これによって朝目覚めるとストレスを感じやすいのですが、二度寝をすることでこのホルモンが全身に行き渡り、ストレスを感じにくくなるのです。 だからスッキリ目覚めることができるんですね。
しかし短時間というのがポイント。逆に長時間二度寝してしまうと、余計に身体がだるくなって目が覚めてもスッキリしません。上記のデメリットで挙げたように、体内時計の狂いが起こりますから、可能であれば10分程度の二度寝を推奨します。
最後に
二度寝のメリットとデメリットをご紹介しました。
二度寝はあまり良いイメージがありませんでしたが、意外にも良い効果もあったのですね。昼寝も良いと最近では言われていますし、睡眠を工夫して上手に取り入れれば、逆に健康効果が期待できるみたいです。短時間の二度寝、皆さんもぜひ実践してみて下さいね!