無気力の原因と治し方!上手にやる気を出す方法は?
どうしてもやらなければいけないことがあるのに、動けない。ついついテレビを観てしまって今日もできなかった。
こんなお悩みはありませんか? そんな症状が長く続くようであれば、「無気力」になっているのかもしれません。
今日は、無気力の原因と治し方をご紹介します。 上手にやる気を出す方法について詳しく見ていきましょう!
無気力とは?
無気力とは、あることに対してやる気が起こらずにいる状態のこと。 「やらなければいけないことがあるのに身体が動かない」「どうしてもやりたくない、考えたくない」「楽しいと思えない」といった症状が起こります。
このような無気力の状態が続くことを、無気力症候群やアパシー・シンドロームと呼びます。 若い人に比較的多く、何かの目標に向かって必死に頑張ってきた人(受験や仕事のプロジェクトなど)に特に多く見られる症状だといわれています。
この無気力は、仕事や勉強などに限られ、それ以外のことについては問題なく行うことが出来ます。 ですのでうつ病のように、眠れない、食事が喉を通らないといった症状は起こりません。
無気力の原因
無気力の原因は、ストレスが大きく関係しています。
特に若いうちに必死で受験勉強をしたあと、大きな仕事をやり終えた後など、強いストレスを抱えて解放された後に起こりやすくなります。
こういうときは目標がなくなり、前に突き進んでいた自分がふと立ち止まりやすくなるんですね。
このような無気力症状になりやすい人は、完璧主義者であることが多いです。 完璧主義であるため、常に高いところへ目標を持って行きやすく、目標が見えにくくなるためです。
また勝ち負けの世界で起こりやすく、受験や仕事、スポーツなどひたむきに頑張る若い男性に多い傾向があります。
この他、女性の場合は女性ホルモンのバランスの崩れによりこうした無気力症状が表れることがあります。
無気力の治し方
無気力を責めない
無気力になった自分を必要以上に責める必要はありません。人間にはどうしても波があり、いいときもあれば悪い時もあります。無気力な自分を無理に動かそうとすれば益々悪化する可能性があります。 無気力になるのは頑張った証だと捉えて、少しゆったりした気持ちで無気力な自分を許してあげましょう。
他の人と比較しない
周りの人と比較すればするほど、落ち込んでしまってやる気がでなくなってしまいます。 そんなときは周りを気にせず「自分は自分」と言い聞かせるようにしましょう。 周りの人が「あの人はこんなにやっているのに」と言われても無視する勢いでOKです。
生活習慣の改善
食生活が偏ったり生活リズムが崩れているような場合は、まず改善しましょう。適度な運動も必要です。 特に朝しっかり動くことで元気になりやる気も湧いてきます。女性ホルモンを整えるためにも生活習慣の改善は必須です。
最後に
無気力について詳しくご紹介しました。
完璧主義の方は、無気力になるとさらに自分を追いつめがちです。しかしそうした方法は逆効果になりますので、ゆったりした気持ちで過ごすように心がけましょう。
そうすることで自然にやる気が湧いてきていつもの元気な自分に戻れるようになるはずです!