呼吸が浅いときの改善方法とは?肩こり腰痛にも効くストレッチ法
気がつけば呼吸が浅いと感じる方が多いのではないでしょうか? 毎日忙しくバタバタとしているうちに、ストレスが溜まり緊張状態になると呼吸が浅くなってきます。
私も仕事が忙しかったりプレッシャーを感じたり怒りを感じるとき、呼吸が浅いどころか止めているときもあります。 その方が力が入りやすいんですよね。
でもこれがクセになってしまうと、身体のあちこちに弊害が出てきます。
今日は、呼吸が浅い時の改善方法をご紹介します。同時に肩こりや腰痛にも効くストレッチ法を見ていきましょう!
呼吸が浅いとどうなる?
日々のストレスや緊張で呼吸が浅くなるとどのようなことが起こるのでしょうか?
より疲れやすくなる
呼吸が浅くなると、身体の筋肉が凝り固まってしまいます。そうなると日々の疲労が回復せず、毎日疲れやすくなるという症状が。また、リラックスが出来ず寝つきも悪くなってしまうので、寝たつもりでも日中の眠さが目立つようになります。
自律神経のバランスが悪くなる
交感神経と副交感神経のバランスが悪くなり、精神的に不安定になったり、血流の悪さから冷え性、肩こり頭痛など、心身共に不調が出てくるようになります。
太りやすい体質に
呼吸が浅いと見た目にも弊害が。 体内に酸素が行き渡らず、代謝が落ちることで太りやすくなってしまいます。また、内臓機能も鈍くなり、胃腸の働きも弱まることで便秘や消化不良が起きやすくなります。
呼吸が浅い時の改善法
呼吸が浅いなと感じたら、意識して呼吸をすることが一番簡単で手っ取り早い方法です。
特におすすめなのが腹式呼吸。 呼吸が浅いときというのは、お腹では呼吸をしていないはずです。試しにどこが動いているかチェックしてみて下さい。 お腹よりも胸が上下しているはずです。 これを腹式呼吸に変えてみることで、リラックス効果のある副交感神経が働き、落ち着きを取り戻してきます。
腹式呼吸の基本のやり方はこちらの記事を参考にして下さい。→腹式呼吸のやり方と効果!自律神経との関係は?
基本の腹式呼吸を、まずは一日10回以上行うように意識すると、身体が変化してくると思います。 慣れてきたら回数を増やして、仕事や作業の合間に行うことでより効果が早くなります。
肩こりや腰痛にも効くストレッチ法
ここでは、呼吸を深くするためのストレッチをご紹介します。 このストレッチを行うことで、同時に肩こりや腰痛にも効果がありますので、一緒にやっていきましょう。 こちらの動画を参考にして下さい。
手順をご説明します。
- 左手をまっすぐ上に上げます。
- 右手を左の肋骨辺りに持って行きます。
- まずは鼻から息を吸います。
- 息を吐きながら、肋骨を右手で内側に押していきます。
- 息を吸いながら肋骨をまっすぐに戻します。
- これを10回繰り返します。
- 左右の手を変えて反対側も同様に行います。
こうすることで固くなりがちな肋骨の動きが柔らかくなって、呼吸が深く入りやすくなります。またこれを繰り返し行うことで、肩や腰も動きますのでスッキリ軽くなっているはずです。
最後に
呼吸が浅い時の改善方法を見ていきました。
呼吸は無意識に浅くなりがちです。自覚はなくても実は浅くなっていたということもありますので、普段の呼吸をいつもより意識してあげるだけでも変わってくるはずです。
さらに呼吸法やストレッチをすればより効果がありますので、ぜひやってみて下さいね。