ドライアイの症状と原因!涙が出るのにドライアイなの?
パソコン仕事が続くとどうしても目が疲れやすくなってしまいます。 それでも我慢していると、目が痛くなったり見えにくくなったり勝手に涙が出てきたりと、目に様々な異常がみられることがありますよね。
これはドライアイという病気考えられます。 ドライアイは多くの方がかかりやすい病気ですが、軽く考えて放置しておくと慢性化しやすく目以外にも支障が出ることがありますので、しっかりと対処することが大切です。
今日は、ドライアイの症状と原因についてご紹介します。涙が出るのにドライアイってどういうことなのかなど詳しく見ていきましょう。
ドライアイとは?
ドライアイは言葉のとおり、目が乾いた状態のこと。 通常の涙の量よりも少なかったり、涙の質が低い状態のことを言います。
近年のパソコンの利用率やスマホの普及によってドライアイになる方は非常に多く、日本だけでも800万人以上の方がドライアイの症状があるといわれています。
目のしくみとしては、瞬きをすることで目の外側で作られた涙が目の表面に行き渡るようになっています。 涙はいくつかの層でできており、それによってバランスを保っているのですが、ドライアイになるとこの層のバランスが崩れて涙が乾きやすくなってしまうのです。
ドライアイの症状!涙が出るのはなぜ?
ドライアイになるとどのような症状が表れるのでしょうか?
- 目が乾燥しやすい
- 目が痛く、シパシパする
- 目が充血している
- 目の奥が痛い
- 目が疲れやすくなった
- 目がかゆい
- 明るい画面や光を見るのが辛い
- 涙が出る
- 目がゴロゴロする
- 視界がぼやける
- まぶたが痙攣する
以上のような自覚症状がある場合は、ドライアイになっている可能性があります。
涙が出るという症状はドライアイとは逆のようですが、これもドライアイの症状のひとつ。 これは目が乾燥してしまったために、反射性涙液分泌が促進された結果です。 悲しいわけでも泣きたいわけでもないのに涙が出る場合はドライアイを疑ってみましょう。
ドライアイの原因は何?
ドライアイになる要因はどんなものがあるのでしょうか。 それは冒頭でもお伝えしたように、パソコンやスマホなどのモニター画面を長時間見続けることです。
この他にも長時間運転をしたり目を使う作業の多い方は、目を使いすぎることによってドライアイになりやすくなります。
また、加齢によって涙の分泌量が減りドライアイになりやすい傾向があります。
さらにコンタクトレンズの使用もドライアイの原因になります。コンタクトレンズを使用することによって、涙の層が壊れて不安定になり、目が乾きやすくなってしまいます。
最後に
ドライアイについて詳しくお伝えしました。
ドライアイを改善するには、以前お伝えしたように(「目の疲れをスッキリとる方法!頭痛やめまいにお悩みの方へ 」)ツボ押しやマッサージ、目を温めて休ませることをおすすめします。
特に長時間目を使う方は、定期的に休憩をとり目をしっかり休ませてあげましょう。 こうすることでドライアイを防ぐ他、疲れが取れて作業効率も良くなりますので、ぜひ試してみて下さいね。