便秘の原因はあの食べ物が引き起こしていたって本当?
2016/06/16
多くの女性が悩んでいる便秘。 現代では毎日快便!という方のほうが少ないのではないでしょうか?便秘には食生活や生活習慣が深く関わっていることは有名ですが、具体的にはどんな原因があるのでしょうか?
今回は、便秘の原因について詳しく調べてみました。身近なあの食べ物も原因のひとつだったようです。
便秘とは?
便秘とは、便の排泄が困難な状態のこと。 これには人によって個人差があり、決まった定義があるわけではありません。3日に一回トイレに行く方でも便秘とは限らず、反対に毎日トイレに行く方でも残便感がある場合は便秘ということも考えられます。
女性は男性と比べて圧倒的に多く、女性の2人に1人は便秘と認識していると言われています。 また、年を取るにつれて便秘を自覚する人が多くなる傾向があります。
便秘の症状は、
- 3日以上排便が無い
- トイレに行っても便意がない
- 便が硬く少量である
- 胃もたれや胸焼けがある
- 吹き出物や肌荒れが増えた
などが挙げられます。こうした症状が続く場合は便秘と考えて、放置せずしっかり対処することが大切になってきます。
便秘の原因
便秘の原因はその人の体質や生活習慣によって様々です。主なものを見ていきましょう。
腹筋が弱い
腹筋が弱いと、腸が便を送り出すポンプ機能が弱まり、中々外へ出てくれなくなります。便が硬くなり、胃もたれや胸焼けを起こしてしまいます。筋力の弱い女性や高齢者に多く、便秘の原因として一番多くみられます。
ストレス
これも意外と多いタイプ。ちょっとしたストレスで腸は敏感になり緊張して動き辛くなります。旅行の際や大事な仕事の時になると、いつものように便が出ない経験はないですか?ちょっとした環境の変化や極度の緊張が続くと便が出にくくなります。
ホルモンの変化
女性特有のホルモンの変化は、腸の動きも変化させ便秘を引き起こしやすくなります。また、ホルモンの急激な変化によってイライラしたり精神的に不安定になることで、自律神経が乱れ、腸に影響がいってしまうのです。
ホルモンが急激に増減する生理前後や妊娠中に便秘がひどくなるのもうなずけますね。
便秘を引き起こす食べ物とは?
食べ過ぎると便秘を引き起こす食べ物は、お肉です。
お肉に含まれるたんぱく質は、腸内の悪玉菌を増やしてしまいます。悪玉菌が増えることで腸内環境が悪くなって便秘になりやすくなってしまいます。
しかし、同時にお肉は便を柔らかくしてくれる作用もあるので、お肉も必須。 つまりバランスが大切なのです。お肉ばかり食べたり野菜ばかり食べるのではなく、バランスよく摂ることが便秘解消のコツです。
また、冷たい食べ物や飲み物ばかりを摂ることも便秘を引き起こします。
冷たいものを摂ることで体温が下がり、血流が悪くなります。結果、内臓の動きが弱くなって腸の動きも鈍くなってしまいます。
暑い夏の日は冷たいアイスやジュースが美味しいですが、便秘には注意が必要ですね。
最後に
便秘を引き起こす原因を詳しく見ていきました。
お肉は食べすぎても食べなくても便秘になりやすいというバランスが命の食材。便秘気味であれば消化にいい豚肉がおすすめです。
最近ちょっと出が悪いな・・・という時は、お肉の量と豚肉を意識して食べるようにしてみて下さい。